月の見え方

 6月の満月をフル・ストロベリームーンと呼ぶことが何かに紹介されていましたが、月の見た目の大きさを話題にしているようです。もちろん大きく見える月は美しい。しかし、私は月の傾き、もっとわかりやすく言うと、「うさぎの餅つき」の傾きについて、船に乗っていて感動したことを書いてみます。

f:id:winhisa:20190723085455j:plain
この写真は、感動した月を写したものですが、これだけ見ても何なのか分かりません。写した私にもこの写真では、その時の感動は思い出せません。つまりは失敗写真です。感動したのは月の見え方が日本と違うということです
私は小学生のころから見上げる月の中の「うさぎ」がいつも耳を下向きにしていることに違和感を持っていました。
「うさぎの餅つき」に見えなくはないけれども、逆立ちしての餅つきってへんだなということです。これはもちろん、
月を見る位置や時刻によって違うでしょうから一晩中眺めていればちょうどいい具合に見ることができるのかもしれません。
しかし、子供が見る月はせいぜい19-21時ころですから、その頃の月はいつも逆立ちうさぎのイメージでした。
ところが、オーストラリア付近を航行して、20時頃に月を見ますとうさぎが耳を上にして立っているのです。
これには感激しました。こういう風に見える場所があるのだなぁと。まっすぐに立ったうさぎを見ると、それはもう「うさぎ」にしか見えません。
f:id:winhisa:20190723090109j:plain
月の見え方